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検索エンジンスパム実例 - クローキング

クローキングとは、検索エンジンロボットとユーザーのそれぞれに異なるHTMLソースを見せるという確信犯的で悪質な検索エンジンスパム行為です。

クローキングという検索エンジンスパムは、ユーザーがブラウザで見るときには普通のホームページを表示しておき、検索エンジンロボットが読み込みに来た時には上位表示できる仕組みが挿入されたホームページを表示する、という手法が用いられます。

もともとは便利な機能なのですが、悪用されるケースがあまりにも多いため、Googleでは自社サイト上で「クローキングはスパムとみなす」と公言し、かなり厳しいペナルティーを課しているほどです。

クローキング方法は主に下記の2種類です。

2種類とも、検索エンジンから永久追放される悪質な手法です



エージェント・ネーム・デリバリー

少し専門的になりますが、環境変数のHTTP_USER_AGENTを使ってユーザエージェント名を判断するクローキングの手法がエージェント・ネーム・デリバリーです。

通常のブラウザのユーザエージェントがMozillaなのに対して、例えばGoogleのユーザエージェントがGooglebotであることを利用して、Googleの検索エンジンロボットに対してはSEO対策済のHTMLファイルをデリバリー(配達)します。

例えば、ユーザエージェントを用いるPerlプログラムでは、
if (substr($ENV{'HTTP_USER_AGENT'},0,9)eq"Googlebot") {
print"Googleロボットに読ませたい文字列\n";}

のようになります。

こうすれば、Googleの検索エンジンロボットがデータを読みに来たときにだけ「Googleロボットに読ませたい文字列」部分を、HTMLソースの中に挿入させることができます。



IPデリバリー

同じクローキング技術でも、リクエスト元のIPアドレスを悪用した検索エンジンスパムをIPデリバリーと呼びます。

例えばGoogleのIPアドレスが、216.239.46.*** であることを判別して、エージェント・ネーム・デリバリーと同様に検索エンジンロボットに対してSEO対策済のHTMLファイルを読み込ませます。



検索エンジンスパムの実例



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